ボリビアの「ウユニ塩湖」のような絶景を撮影できるとして話題の香川県にある「父母ヶ浜(ちちぶがはま)」。一度は足を運んでみたいとは思いつつも、地球の裏側のボリビアはさすがに遠い。。しかし、日本でウユニ塩湖のような絶景を、香川県で見れることをご存知でしょうか。今回は「父母が浜」について、おすすめの撮影時間などを紹介していきます。
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香川県・父母が浜について
香川県三豊市にある「父母ヶ浜(ちちぶがはま)」
父母ヶ浜は、遠浅の干潟となっており、日没前後の時間になると「日本のウユニ塩湖」「瀬戸内海の天空の鏡」と言われるほどの絶景が広がります。
父母が浜で絶景写真が撮れる理由とは?
父母が浜は名前の通り、海です。
海なのに、波が立たずにウユニ塩湖のような水鏡ができる理由として、2つあります
・干潟が広い遠浅であること
・瀬戸内海の波
干潟の範囲が広く遠浅であることで、干潮時に大きな潮だまり(水たまり)ができます。
さらに、瀬戸内海は波が穏やかな上に、少し入り江のようになった地形と近くにある島などが風を遮るため、波が立たない美しい水鏡ができるのです。
父母が浜へのアクセスについて
住所:〒769-1404 香川県三豊市仁尾町仁尾乙
①車の場合:高松自動車道さぬき豊中ICより約20分
カーナビに「香川県三豊市仁尾町仁尾乙203-3」と入力するとスムーズです。
目の前に無料駐車場あり、駐車場からは徒歩1分。
②電車→バスの場合
JR予讃線・詫間駅より三豊市コミュニティバス利用(月〜土のみ運行)
本数は時刻表はこちら
絶景写真を撮影するための条件について
言うまでなく、父母が浜の絶景写真をおさめるために、天候と撮影時間が密接に関わっています。
写真のような潮溜まりは毎回見ることができますが、SNSでバズっているような綺麗な写真を撮影するためにはいくつかの条件があります。
- 時間は干潮と日の入りが重なる時
- 天気は晴れで夕日が見える時
- 風がなく水面が穏やかな時
- 日没後30分間のマジックアワー
上記の条件をクリアした時、そこには絶景が広がります。
ちなみに、日没前の風景はこんな感じです。(下の写真)
撮影時間によって雰囲気が全く違うので、マジックアワーの時間で撮影する価値は大いにあります。
※気象状況の確認はこちらから:tenki.jp
撮影に必要なアイテムについて
■足拭きタオル
海水を含んだ干潟を渡るので浸水リスク大です。
■長靴 / 防水シューズ
前述の通り浸水リスク大です。靴を履き替えてから干潟を散歩するのがおすすめ。
■傘や花
写真映えする小物アイテムを準備しておくとベターです。
■カメラ(一眼レフ等)
ちなみに筆者はミラーレス一眼カメラ「nikon1j5」を愛用しており、持ち運びやすさ、初心者でも操作が簡単という点で非常に重宝しています。
実際に父母が浜の絶景を撮影してきました。
四国旅行へ行った際に実際に行ってきました。
2019年の2月に訪れたのですが、のんびりと撮影してきました。
どうでしょうか。
撮影時間は16時前後で天気は晴れのち曇り。風はほぼ無風でした。
風がないので水鏡がしっかりと写真に出ていて、海と空の境が一体となり綺麗な写真を撮影することができました。
なお、傘や花を使った撮影例はこんな感じになります。参考にして頂ければ幸いです。
撮影方法のコツについて
- ズームしすぎず、スケール感を意識する。
- 被写体は水際までギリギリまで。(潮溜まりを踏むくらい。浸水しますが、、、)
- 水面ギリギリのローアングルで撮理、人物のシルエットをはっきり写す。
- 水面と空の比率は、半分くらい。
これだけ意識するだけでも、綺麗な写真が撮れます。
最後に
香川県・父母が浜はその名の通り「日本版・ウユニ塩湖」と呼ぶにふさわしい場所で、その絶景は想像を超えました。成田空港から2時間弱のアクセスも魅力的で、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。