
近年、南米はボリビアの「ウユニ塩湖」のような水鏡が撮影できるとSNSで話題の「父母ヶ浜(ちちぶがはま)」。一度は足を運んでみたいとは思いつつも、地球の裏側のボリビアまでは飛行機を乗り継ぎ、30時間。さすがに遠い、、、しかし、ウユニ塩湖のような幻想的な絶景を、四国は香川県で堪能することができることをご存知だろうか。今回はそんな絶景を味わえる「父母が浜」について、オススメの撮影時間や天気なども含めて紹介していく。
Contents
父母が浜のアクセスについて
住所:〒769-1404 香川県三豊市仁尾町仁尾乙
①車の場合:高松自動車道さぬき豊中ICより約20分
カーナビに「香川県三豊市仁尾町仁尾乙203-3」と入力するとスムーズ。
目の前に無料駐車場あり。駐車場から徒歩1分。
②電車→バスの場合
JR予讃線・詫間駅より三豊市コミュニティバス利用(月〜土のみ運行)
本数は時刻表はこちら
絶景を撮影できる天気の条件や干潮時間について

言うまでなく、父母が浜がウユニ塩湖たる姿を見せる天気と時間を把握することが重要だ。
写真のような潮溜まりは毎回見ることができるが、アイキャッチの写真のような綺麗な写真を撮影するためにはいくつかの条件がある。
マスト条件をまとめるとこんな感じだ。
- 時間は干潮と日の入りが重なる時
- 天気は晴れで夕日が見える時
- 風がなく水面が穏やかな時
- 日没後30分間のマジックアワー

上記の条件をクリアした時、SNSで見かけるような素敵な写真を撮ることができる。
ちなみに、日没前のマジックアワー以外の風景はこんな感じだ。雰囲気が全く違うので、ぜひマジックアワーを狙う価値はある。

気象状況の確認はこちらから:tenki.jp
撮影に必要なアイテムについて

海水を含んだ干潟を渡るので、足ふきタオル必須。浸水したくない場合は、長靴や防水シューズでも可。 また、写真映えのアイテムとして、傘や花などの小物を準備しておくとベター。一眼レフなどを持っている方はカメラも忘れずに!
ちなみに私はnikonの「nikon1j5」を愛用しており、持ち運びやすさ、初心者でも操作が簡単という点で非常に重宝しているので、ぜひ使ってみてはいかがだろうか。

父母が浜の絶景を撮影してきた。

実際に撮影をしてみた。2019年の2月に訪れたのだが、前述した条件である②と④を満たすことができず、なんとも不完全燃焼に終わってしまった。
撮影方法のコツについて
- ズームしすぎず、スケール感を意識。
- 被写体は水際までギリギリまで。(潮溜まりを踏むくらい)
- 水面ギリギリのローアングルで撮理、人物のシルエットをはっきり写す。
- 水面と空の比率は、半分くらい。
これだけ意識するだけでも、それっぽい写真が撮れる。
最後に
香川県・父母が浜。まさに「日本のウユニ塩湖」にふさわしい場所で、その絶景は想像を超えた。成田空港から2時間弱のアクセスも魅力的で、ぜひ一度足を運んでいただきたい。
