ブレインスリープ社が開発した脳が眠る枕「ブレインスリープピロー」を購入したので、その効果と感想についてまとめてみます。普通にまとめるだけではつまらないので、筆者が愛用しているフィリップス社の「スマートスリープ」の睡眠スコア機能を使って、定量的に睡眠の質が上がっているのかを計測してみました。驚きの結果をお見逃しなく!
Contents
ブレインスリープピローとは?
脳が眠る枕とも言われる“ブレインスリープピロー” は、『スタンフォード式 最高の睡眠』の著者であり、睡眠研究の第一人者である西野精治氏が生みだした枕です。
『スタンフォード式 最高の睡眠』を拝読し、西野氏が著書の中で最高の睡眠のために必要であると主張していた「睡眠時に脳を冷やす」「入眠後90分がゴールデンタイム」「気道を確保する」「寝返りした時も頭にフィットする」
その他多くの条件を全て満たしている最高傑作の枕であると感じ、読了後すぐに購入に至りました。
機能1:AIR LOOOP1 超通気メッシュ構造で快適に頭を冷やす
機能の1つ目として、睡眠時に頭の熱を逃し、日中の活動でホットになった頭をクールダウンする効果があります。
3次元編成体の糸をメッシュ構造にしていることで、通気性が高くし、寝返りで生まれるポンピング(枕の呼吸)により、寝ながらでも熱や汗を排出することを実現しています。
機能2:3D LOOOP 低反発と高反発の組み合わせ構造で頭にフィット
オーダーメイド級のフィット感を実現させるため、
1:優しく頭部を包みこむアジャスト層
2:しっかりと頭部と頸椎を支えるサポート層
3:寝返りしても形状をキープするベース層
と各層の柔らかさと固さを絶妙に調整しています。
また、横の3層構造に加え、縦方向も5つのグラデーション構造になっています。
中央の首元は沈み込みやすい一方で、両端は少し硬いので横向きに寝てもしっかりフィットし、頭にフィットしやすい構造になっています。
機能3:GREEN LOOOP 水洗い可能で衛生的かつ 100%再生利用可能素材を使用
100%エコ素材を使用しており、洗う際はシャワーで洗い流し+風通しの良いところに10分ほど置くだけでOK!
枕を清潔に保つことができ、ダニやカビの繁殖量も一般的な羽毛素材の1/4~1/10程度にまで抑え、ずっと綺麗に使用することができます。(つまり長期的な目線で考えるとコスパ抜群です)
スマートスリープとは?
フィリップス社が開発したスマートスリープは、「睡眠は長さから深さへ」をテーマしている製品です。
ヘッドバンド式を採用しており、額と耳の裏にセンサーを取り付けて正確な睡眠ログ取得(睡眠スコア算出)を実現しています。
また、深い睡眠(ノンレム睡眠)に入ったことを検知すると耳元のスピーカーからオーディオトーンが流れ、深い睡眠時間を増幅させます。
※ノンレム睡眠は、頭と体がともに休まっている状態であり、睡眠の質向上に不可欠な要素です。以下、「深い睡眠」と表記します。
筆者はすでにスマートスリープのヘビーユーザーであり、下記リンクの記事にて機能や効果について紹介をしていました。ぜひ併せて読んでみてください!
以下に簡略化して、スマートスリープの機能をご説明します!
機能1:オーディオ音で深い睡眠時間を増幅させる。
額と耳の裏にセンサーを取り付け、「深い睡眠」(=ノンレム睡眠)に入ったことを検知すると、独自アルゴリズムで開発されたオーディオトーン(音)が左右のヘッドバンド内蔵スピーカーから流れ、深い睡眠時間を増幅させます。
なお、オーディオトーンは深い睡眠時に流れているので音が聞こえて目が覚めることはありません。万一にも、体が音に慣れてしまわないよう、オーディオトーンが自動調整されているようです。
深い睡眠時間を人工的に増幅することで、短い睡眠時間でも、長時間睡眠に相当する深い睡眠時間(ノンレム睡眠)の確保を目指しています。
機能2:特殊センサーで睡眠ログ取得と睡眠スコアを算出
スマホ向けアプリ「SleepMapper」にて睡眠ログの記録と、睡眠スコアを可視化することができます。
起床後、下記データがアプリ上で確認することができ、睡眠時間や深い睡眠時間の内訳などから睡眠スコアを算出します。
■スマートスリープで確認できる項目
・睡眠時間
・覚醒時間
(睡眠中に脳波が覚醒している時間=起きている時間)
・レム睡眠時間
目がぴくぴく活発に動く、急速眼球運動が行われている時間=浅い睡眠に分類されます。
・深い睡眠時間(ノンレム睡眠)
スマートスリープが定める良質な睡眠をしている時間
・睡眠ブースト時間
オーディオトーンが流れ、深い睡眠時間が増幅された時間
・睡眠グラフ
・睡眠スコア
■睡眠スコア算出ロジック
(全体の睡眠時間と深い睡眠時間の点数) ー(減点※1)+(睡眠ブーストスコア※2) ※1:減点項目には、就寝時間や起床時間が平均からずれていないか、深い睡眠時間は基準以上か、覚醒時間(目が覚めてしまった時間)は一定基準時間を超えていないかという点 ※2:深い睡眠時間を増幅させるために、オーディオトーンが流れた時間
上記の算出ロジックの通り、ブレインスリープピローを使えば「深い睡眠時間」が伸びて、睡眠スコアが自動的に上がるのでは?と考え、下記の検証を実施しました!
ブレインスリープピローを使ったら、睡眠スコアが上がるのかを試してみた!
それではお待ちかねの結果発表をします。1日だけだと結果に誤差が出てしまう可能性があるので、約1週間の期間を設けて実験してみました。
通常の枕で寝た場合の1週間の平均睡眠スコアと、スリープブレインピローを使って寝た場合の平均睡眠スコアを比較してみました。
その前に、筆者の平均的なスコアから
筆者の平均的な睡眠スコアは、51点です。(かなり睡眠の質が悪いです、、、)
ブレインスリープピローを使ってみたら、睡眠スコアが伸びるでしょうか?
早速試してみました!
※睡眠スコアは、睡眠時間にも影響されるので条件を合わせるために、5時間睡眠にて計測します。
計測1日目
緊張の実験初日。
睡眠スコアは74点(平均比較+23点)。いきなり調子いいです!
ちなみに、減点項目は下記2項目についてでした。
・睡眠ルーティン
この日の就寝時間が普段より1時間ほど遅くなってしまいました。
・深い睡眠時間
30歳未満であれば、86分間の深い睡眠時間が取れていないと減点されてしまいます。
それまで利用していた枕がニトリ社の「ホテルスタイルまくら」だったこともあり、比較してやや固いなとの印象がありましたが、一度寝付くと途中で目覚めることなく朝を迎えることができました。
睡眠の内容としても非常に良く、『スタンフォード式 最高の睡眠』にて著者の西野氏が、最高の睡眠の条件として提唱していた、最初の90分間のうちにノンレム睡眠に入り、レム睡眠とノンレム睡眠を4~5回ほど繰り返しています。
初日の結論としては、枕の固さが気になったものの、寝付くと睡眠サイクルは良好であり、深い睡眠時間の増幅に大きな変化をもたらしてくれました!
こんな感じで1週間の睡眠スコアを計測してみました!
1週間計測した結果発表
そして、とうとう結果が出ました!
平均の睡眠スコアは11点UPもしました!
効果絶大すぎです、、、、
もちろんスコアだけではなく、使用感としても朝のぼーっとした感じや午後の眠気もかなり改善されているように感じました。
また、枕が徐々に頭にフィットしてくるので、睡眠スコアも上昇傾向にあることがわかります。
これからも洗いながら一生大事にしたい枕と出会えたと感じました笑
この実験で用いたもの
この検証にあたって、利用した製品を紹介しておきます!睡眠投資に最適なアイテムなのでぜひチェックしてみてください!
ブレインスリープピロー
スタンフォード式 最高の睡眠から生まれた「BRAIN SLEEP PILLOW」スマートスリープ
フィリップス スマートスリープ SmartSleep 睡眠補助装置 ディープスリープヘッドバンド ホワイト HH1610/02結論:スマートブレインピローの効果について
以上、ブレインスリープピローの効果についてまとめてみました。たった1週間の利用で想像以上の効果を感じることができました。もちろん、個人差もありますが、人生の1/3の時間をかける睡眠に投資をすることで、日々の活動をより充実させてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました!