決してメジャーな歌ではないですが、歌詞がエモくて個人的にオススメしたいフレーズ5選について紹介します。オシャレな独特な言い回しが何とも口ずさみたくなってしまう名フレーズ集です。新しい音楽を仕入れたい方はぜひ参考にして下さい!
Contents
⒈SEKAI NO OWARI− YOKOHAMA blues
あの頃話した夢も叶って、幸せなのかと思ったけれど、やっぱりそうは行かなかったみたい。僕は今、立ち止まってる。
※YouTubeに動画がなく、Spotify未登録の方は下記の動画から飛んで下さい※
昔の恋人との思い出が詰まった”横浜”を舞台とした曲。
かつての恋人がいなくなってしまったことを『潮の風に乗って君の香水の香りがした気がして振り返る』と表現しているのがなんともエモいです。
香水だったり煙草などの”香り”って相手の記憶の中に一番残るのかもしれませんね。
”あの頃”話した夢は叶ったけれど、当時語り合った”君”が今はいない事実が急に切なくなります。
大学時代はできなかった彼女へのプレゼント、今では簡単にできるのにな。
喧嘩したあの時、今なら素直に謝れたのにな。
未熟だった当時の自分と思わず重ねてしまいます。
『あの頃の僕らはもういない。自由だった僕はもういない』という歌詞からは、
”不安定な自由”と”不自由な安定”というアンチテーゼが感じられ、
就職したばかりの20代前半層(筆者)には、非常に考えさせられる部分です。
曲調は全体的に会話調に近く、思わず口ずさんでしまう曲です。
⒉Indigo la End −煙恋
愛されて、惹かれて、比べて、疲れて、振られて、慣れた。「恋惑う」要するにそういうことさ。
この曲を聞いた時、「あー、確かにな。モヤモヤする。けど、悲しい感じではない。」というなんとも言えない感情が生まれます。
サビ部分の歌詞からは「諦念」すらを感じます。
ダメ男に引っかかった、浮気された。そんなモヤモヤ感情を一言で歌ってくれています。
「諦念」「煙たい」や「モヤモヤ」した印象を先行する曲ですが、
『暗い過去があってよかった、 話題に困らない方でよかった』という歌詞からは、前を向こうという気持ちが感じられます。
どんなに辛い過去も時間がどうせ解決します。たぶん。
リフレインが芸術的に美しいので、必聴レベルでおすすめな曲です。
⒊My Hair is Bad− 悪い癖
・「へえ、映画なんて珍しい。」誰と見たのか聞けない君の悪い癖
・結論から話し出す僕の癖、何も言わず笑う君の悪い癖
微妙なやり取りの違和感。
”隙間”を感じているのにお互い口に出せない様子が台詞調で歌われています。
彼氏の行動パターンから感じる”違和感”をはっきりと指摘できない彼女、
”珍しい”と言う彼女の言葉の真意を察することができない彼氏。
面白い話をオチから話して台無しにしてしまう彼氏にツッコめない彼女。
「悪い癖」は要するに「すれ違い」。
今振り返ると、すぐ直せることをなぜか直せないことに共感してしまいます。
彼女側は、間違いを直してくれると期待しつつも、やっぱり変わらなかった。なのに黙っていた。
そんな二人の結末は、
『最後の最後は喫茶店。あの、六文字、が流れて気付けばなぜか二人とも泣いていた』に集約されます。
いつも思っていた『さみしかった』に。
⒋ゲスの極み乙女-オンナは変わる
そんなに好きなら何で他の女に馬鹿みたいな優しい表情してるの。だからこんなに差が開いちゃったのよ。
女(女性)は変わるのか。
この曲は、歌詞から想像するに、男性に振られた(浮気)女性が主人公の目線で歌われています。
男はフォルダ保存、女は上書き保存と言いますが、男の惨めさというか傲慢さが悪い意味で現れています。
ヨリを戻そうとした男が、元カノに突っぱねられる様子が目にも浮かびます。。
個人的に好きな歌詞が『隠せなかった方が悪い』。
相手を不安、嫉妬させる一言第一位レベルなフレーズです。。。
歌詞を読めば読むほど深読みが無限にできる川谷絵音ワールドに夢中になる名曲です。
⒌reGretGirl−ホワイトアウト
「最近返事が遅いのはきっと忙しいからなんだ」そう言い聞かせてたことを後悔して、君に腹が立つ。
「もっと思ってること口に出せば良かったのに」なんて、離れていく心が見えながら「会いたい」なんて言えるわけないだろ。
彼女から「私、好きな人ができたの」と告げられるところから曲が始まります。
痛快過ぎます。
でも、これは青天の霹靂なんかではなく、心当たりはたくさんあったことに気づきます。
返事が遅いのは、仕事が忙しいと言いきかさせていたという歌詞は本当に胸が痛くなります。
「思っていること口に出せばよかったのに。」それを言ったら別れを切り出させれるのが怖いから言えないのに。
メンヘラチックな歌詞、丸暗記して別れ話をしたいくらいな名フレーズです。
別れの実感を『繰り返されることはもう無い。キスも、愛も、君も。』が生々しくて、
失恋ソングでは最高峰に近いのではないでしょうか。
個人的に、失恋の感情を「ホワイトアウト」と表現しているのも大好きです。
思いっきり歌って泣いてスッキリしたい時におすすめな歌No.1です。
まとめ
いかがでしたしょうか。いずれも本当に大好きでオススメしたい曲なので、ぜひ聴いてみてください。感想などあれば、コメント欄までお願いします!
最後まで読んでいただきありがとうございました!